乗り比べ「R34GT-R vs FD3S」

ブラボー君が必死の努力で33億クレジットという大金を稼いでくれたので、その資産を有意義に浪費しようというのがこの企画。ま、いくら浪費してもまたブラボー君を強制労働に従事させればお金は戻ってくるんだし、「いろんな車に乗ってみたい」という趣味と「いろんな車種での運転を経験する」という実益を兼ねて走る事に。
 
前置きはこんなところで。
最初はニッサンスカイラインGT-RマツダRX-7を乗り比べてみますた。どちらも生産終了してるモデルなので、せっかくだからということで、最終・限定モデルに大決定。走るサーキットは最も私が慣れている所、ディープフォレスト
 
ニッサンスカイラインGT-R V-specII Nur (R34)
R32から始まる第二世代スカイラインの系譜の最終モデル。お値段なんと610万。2.6リッターエンジン搭載で、280ps/5800rpm、40.00kgf・m/4400rpmとかなりのエンジンパワー。ただし重量1560キロとやや不安があったり。タイヤはS2。オイル交換もせずにノーマルのまま、ASM18、TCS0の設定。
 
実のところ、今までGT-Rって嫌いだったんですよねぇ。何というか「クソ重い」のが嫌で嫌で。ところがどっこい。ディープフォレストの全セクターでかなり走りやすい。足周りの完成度が高いのか、狙ったラインにすっぽり飛び込んでいける。これがGT-Rなのか。今までただの食べず嫌いだったことが発覚。何周か走ってタイムは1分28秒029をマーク。特に攻めた走りをしたわけではないので、周回を重ねれば1分26秒台も十分狙えそう。
 
 
マツダRX-7 スピリットR タイプA
おなじみRX-7。GT3時代はこいつでディープフォレストを何百周と走ったものだ・・・。車庫に別モデルなら持ってるけど、新車無改造乗り比べ企画ということで新たに購入。1.3リッターのロータリーエンジンで280ps/6500rps、32.00kgf・m/5000rpmとやはり中々のエンジンパワー。重量はR34より約300kg軽い1270kg。S2タイヤ、オイル無交換など条件はR34と同じ。
 
GT-Rに乗った後なだけに、GT-Rよりもピーキーな足周りが結構気になる。ブレーキを離した瞬間にアンダーが出てラインを外すのはGT-Rでは無かったこと。1周をミスなく仕上げるのがややきつい。10分の7か8ぐらいなら問題無いが、10分の10で走るにはやはり相応の腕が必要っぽい。なんとか1周まとめられたタイムは1分27秒531。
 
 
総評
GT-Rの運転のしやすさは目から鱗。ノーマルであそこまで走っていけるというのはかなり予想外。ただ、運転がし易いだけに「車が速いだけ」に陥り易そう。10分の9ぐらいの走りなら誰にでも出来そうだしねぇ。
RX-7はやはりピュアスポーツ。ポテンシャルが高く、コーナリング速度も十分。ただ、スピードを上げればそれ以上に運転が難しくなる。ま、そのあたりも含めて「ピュアスポーツ」、なのかも。
 
 
次回予告?
「オープンスポーツ対決」ということで、トヨタMR-S vs マツダ・ロードスターで行ってみようかな。