構造計算書偽造

コストダウン優先で安全を後回し。
その結果が震度5強程度で倒壊の危険があるマンション、ホテルを産んだわけだ。来るべき関東地震東海地震で相応の揺れが想定される場所で。鼎の軽重をどう考えているのか凄まじく疑問。安全性を犠牲にするような事は技術者としてやってはならないと思う。
 
設計した一級建築士も開き直ってるし。つまりは、自分が設計した建物が、この先数十年に渡って人が住んで、災害に遭ってという想像力が無かったという事だろう。その想像力の欠乏が、建築業界のシステムの欠陥(設計のチェックのずさんさ等)によって、こんな問題建物を作り出すことになってしまった。
 
地震はいつ起こるかわからない。こう書いている刹那に起こる事だってありうる。この一級建築士はマンションの住人とその周囲の人、1000人を越えるような大多数に生命の危険を与えている。
 
少なくとも救いなのは、大地震でマンションが倒壊する前にこの事がわかった事。これだけは幸運だったと思う。